駒岡団地町内会
創立 | 世帯数 | 町内会長 |
昭和42年 | 107戸 | 佐藤 優司(平成29年4月~) |
紹 介
駒岡団地は、地下鉄南北線「真駒内駅」のほぼ真南4㎞、「駒岡清掃工場」を越えた丘陵地にぽっかりと浮島のようにひらけた住宅地です。
団地の西側、崖地の下には真駒内川が流れ、川を越えると国道453号線(通称「支笏湖線」)沿いに立ち並ぶ石山東地区の住宅街。
東側には精進川とそのほとりにある駒岡小学校、そして滝野すずらん公園まで続く市道「滝野線」が走る脇には「駒岡」地区発祥の地として駒岡開拓記念館と記念碑があります。
さらに南側の雑木林は常盤団地まで続き、まさに豊かな自然と人の営みに抱かれた地域です。
昭和39年に団地造成工事が始まり、翌40年秋に17世帯が入居して駒岡団地が誕生。町内会は42年に自治会として発足しました。
当初はまだ電気も水道も設備がなく、住民総出で電柱を立て、簡易水道の管理を行うなど、力を合わせて苦労を乗り越えました。
その心意気が受け継がれてか、今でも町内での草刈り作業や独り暮らし高齢者宅の除雪支援には多くの参加者が集まり、自分たちの暮らしと地域を自ら護り造っていく取り組みを実践しています。
町内会の主な行事
4月 定期総会
5月 夜桜ライトアップ
観桜会(福祉推進委員会)
駒岡小学校運動会
春の環境整備(側溝の清掃・泥上げ)
6月 道路維持作業(草刈りほか)&懇親会
7月 駒岡小学校 子供を見守る会
8月 駒岡地区盆踊り大会(駒岡町内会・駒岡小学校と協同)
9月 駒岡神社祭典 (駒岡町内会と協同)
敬老祝賀会
10月 秋の環境整備(草刈り・ゴミ拾い・側溝の清掃ほか)
防災講話
11月 駒岡小学校 学習発表会
12月 駒岡神社除雪・参拝準備
1月 駒岡神社参拝
新年交礼会
1~2月 除雪支援事業(福祉推進委員会と協同)
2月 町内排雪作業
3月 駒岡小学校卒業式
町内会PRコーナー
創成期からの会員はもちろん、移住してきた方にも自然好き・動物好きが多く、懇親会の時には家庭菜園や山菜談義に花が咲きます。親子2~3代に渡っての住人や、また町内在住会員のお孫さん・ひ孫さんが夏休みに滞在、毎年駒岡小学校の盆踊りに通ったりと「故郷としての町」であることが誇りです。
都心の雑踏からほどよく離れたオアシス的立地と、創意工夫に溢れた人的豊かさを活かし、気軽に助け合える地域づくりを目指しています。
これまで以下のガイドブック・記念誌・映像作品を企画・刊行しています。
*『駒岡団地町内会ガイド』~平成12年12月発行
編集は駒岡団地町内会沿革調査委員会の3名が担当。
駒岡団地の沿革の概略を紹介すると共に、新しく居住された方々に向けて生活上のきまりや手続きほか、地域の組織について紹介し、理解を深め役立てて戴けるよう作成。
消火栓やゴミステーションの位置を掲載した団地マップ付き。
*『駒岡団地 世紀を越えて』~平成14年3月発行
編集は駒岡団地町内会沿革調査委員会。
駒岡団地創立37周年を記念し、沿革史をまとめて編纂。
駒岡開拓と団地の創成期について資料や取材をまとめた「駒岡団地造成への期待と夢」歴代町内会長からの寄稿「回顧と展望」、歴代役員にインタビューした「この人に聞く」、上下水道導入の軌跡についての「悲願成就」ほか、年表や名簿などの資料・行事の写真も盛り込まれ37年の歴史がリアルな証言として残された貴重な一冊となっています。
*『創成そして現在(いま)』 ~平成30年4月発行
編集は駒岡団地町内会50周年記念誌編集委員会の5名が担当。
町内会会員に呼び掛け、提供して戴いた沢山のの写真と記録を元に編集された「写真誌」。
駒岡団地の今昔を、4つのテーマ「写真で綴る沿革」「町内会の活動」「地域の宝 駒岡小学校」「ケーキ山の眺望」に分けてまとめています。
また、柱とした「女性達が見つめた駒岡団地」という座談会記事では、話題に上がった町内のエピソードを写真だけではなく、当時のバス路線図やイラスト等のヴィジュアル資料に加え、解説コラムも併記して紹介。
次の50年に向けての礎と祝福と云える充実した内容になっています。
*『曙光の彼方へ(DVD)』 ~駒岡団地創成50周年を記念して作成された映像作品(25分)
平成30年4月、制作担当は団地在住の映像作家。
プロローグ「むかし昔」・第1部「駒岡団地のはじまり」・第2部「駒岡開拓」・駒岡余話「花子の旅」エピローグ「幻のケーキ山」と、団地に関わるエピソードが多くの映像資料を収集・取材して編集されています。
団地開拓にかけた情熱が、地域の歴史・国の状況とも絡めて紹介され、苦労の数々だけではなく、そこに込められた想いや願いが伝わる生活史となっています。
駒岡の伝説のアイドル「象の花子」や、地元の人々で創り上げた真の開拓モデル校である『駒岡小学校』についても、詳しく紹介されています。